整備担当の白石です。

本日はエンジンの内部をご紹介したいと思います
エンジンはシリンダーヘッドとシリンダーブロックの二つに分けられrます
今回はシリンダーブロックをご紹介します。


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この部品がシリンダーブロックで円筒になってます。
この穴を次に紹介するピストンが上下に動きます。





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ピストンにはピストンリングが3つ取付けられてまして、シリンダーとの接触し重要な仕事を致します
ピストンが上下に動くとクランクシャフトが回転致します

クランクシャフトですIMG_0572


ピストンの上下運動、クランクシャフトの回転運動は金属同士摩擦するのでエンジンオイルによって
潤滑されてスムーズに動きます。
クランクシャフトのベアリングはメタルと呼ばれていて、メタルにエンジンオイルを圧送し潤滑してます
エンジンオイルが劣化した状態ですとメタルが摩耗します。
メタル以外にもシリンダー、ピストンリングも摩耗したり、ゴムのシールが硬化してオイル漏れの原因にもなったりします。

クランクシャフトのメタルがどれくらいすり減ったかを点検するにはプラスチゲージを使用します
髪の毛位の素材をメタルと触れる部分に置いてキャップを締めプラスチゲージがどれだけつぶれたか目視で
点検します
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緑色の髪の毛みたいなやつが潰れる前のプラスチゲージです。

それでは早速潰してみたいと思います

レッツ プレス


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いい感じでつぶれました。プラスチゲージの入れ物に幅に対する数値が記載されてます
0.038ミリの隙間がある事がわかりました。0.02~0.05位が基準値ですので、正常です


エンジンオイルの定期的な交換をお願いします。